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- 2012.03.24 Saturday
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おはようございます、サントリー美術館です。
六本木アートナイトもいよいよ今週末になりました!
当館も現在準備で色々と大変です。
当館の展覧会は以前ブログに書かせていただいたように「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展ですが、
最終日の4月1日(日)が近づいている事もありどんどん来館者が増えています。
アートナイト当日は入館料が一律500円(中学生以下は無料)という事もあり
混雑が予想されますが、前回ご紹介させて頂いた作品以外にも
色々と味わい深い作品が並んでいるのでぜひご来館ください!
色絵石畳地瓢箪文大皿
江戸時代 17世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
写真撮影:三好 和義
また、当館のshop x cafeも24日は23時まで営業しております。
shopの方は普通に23時までの営業ですが、cafeは22時以降ドリンクのみの
サービスで22時半ラストオーダーとなっております。
重要文化財
青磁刻花牡丹唐草文瓶
北宋時代 11-12世紀
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真撮影:三好 和義
世界的に活躍する彫刻家として評価が高い二人ですが、
アプローチの仕方は大きく異なります。
今回のトークでは、
まずは作品に使用する素材選びからスタートすることも多く、
実験を重ねて素材を決めて制作を進める名和氏と、制作に取り掛かる前に、
まずはコンセプトや作品のイメージをじっくりと考えるイ・ブルの差が見え隠れしました。
とは言えアプローチこそ違えど、彫刻家として活躍する二人には共通点も多く、
素材に対するこだわりは、イ・ブルと名和晃平氏の一致したポイント。
(「イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」展示風景 写真提供:森美術館 )
展示室内に再現したイ・ブルのアトリエで、今回発表した新作「秘密を共有するもの」に
至るまでに、様々な素材で作った試作品が並ぶことからも、そのこだわりの一端が
垣間見ることができます。
「素材を見ると、(アーティストが)作っている感覚を共感できるのが彫刻」との
名和氏の言葉に、イ・ブルも大きくうなずいていました。
六本木アートナイトの夜、24日(土)は翌朝6時まで開館、
更に、24時から朝6時までは入館料が1,000円になります。
是非皆さんも展覧会をご覧いただき、樹脂やビーズ、布、ガラス、アクリル、
アルミニウム、マジックミラーなど、選び抜かれた多様な素材が織り成す、
イ・ブルの表現を体感してください。
(「イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」展示風景 写真提供:森美術館 )
森美術館 webサイト: http://www.mori.art.museum/jp/index.html
森美術館 FBページ: http://www.facebook.com/MoriArtMuseum
現在配布中の六本木ヒルズの広報誌「ヒルズライフ」にも登場しています!
http://www.roppongihills.com/hillslife/webbook/hl53/PMakely.html
彫刻家 名和晃平氏
http://www.kohei-nawa.net/
森美術館では、シンガポールを拠点に香港、ロンドン、パリ、ベルリン、シドニーなど世界各地で作品を発表し、数々の国際ビエンナーレと国際映画祭で注目を集めるアーティスト、ホー・ツーニェン(何子彦)の個展「MAMプロジェクト016:ホー・ツーニェン」を開催しています。
1976年にシンガポールで生まれたツーニェンは、オーストラリアとシンガポールの大学で芸術学や地域研究を専攻し、映像を中心に、インスタレーション、演劇、参加型プロジェクト、音楽家とのコラボレーションなど、多様な表現をするアーティストです。
また映像作家として、第41回カンヌ国際映画祭、監督週間(2009年)、第66回ヴェネチア国際映画祭(2009年)、サンダンス映画祭(2012年)などにも参加しています。
展示しているのは、今回の展覧会のために制作され、2011年のヴェネチア・ビエンナーレで発表された新作の映像サウンドインスタレーション作品《未知なる雲》と2点の映像作品です。
まずはその《未知なる雲》をご覧ください。
展示室を囲む四面の壁面全体に、肥満した男女が大きく映し出され、圧倒的な存在感で観客に迫ります。役者、アレンジャー、夢想家などと名付けられた8人の演者たちは、老朽化したコンクリートの建物の一室や住まいを舞台に、植物の世話をしたり、研究にいそしんだり、或いはずっしりとベッドに沈んだりしながら、皆一様に最後は雲と戯れ、まとわりつかれ、飲み込まれます。やがて画面いっぱいに雲が広がり、雲の隙間から激しくドラムを叩く大柄な男性が登場、そして老朽化したそのビルの外壁を、まるで天国に昇るかのように、画面は上へ上へと少しずつ上がりながら、物語が終わりを迎えます。全身に響き渡る、美術館とは思えないほど(?)重低音の効いたサウンドとともに、六本木アートナイトの夜をお楽しみください。
ホー・ツーニェン
《未知なる雲》
2011-12年
4 チャンネル・ビデオ&10 チャンネル・サウンド・インスタレーション
17分、HD
撮影:森田兼次
写真提供:森美術館
森美術館 渡邉 茂一
こんにちは。
サントリー美術館です。
国宝 飛青磁花生
龍泉窯 元時代 13-14世紀
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真撮影:三好 和義
当館では現在「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展を4月1日(日)まで開催中です。本展では大阪市立東洋陶磁美術館の収蔵品から、国宝2件、重要文化財13件の全てを含む東洋陶磁の名品を選りすぐってご紹介しています。
国宝
油滴天目茶碗
南宋時代 12-13世紀
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真撮影:三好 和義
誰もが知っている名品から久しぶりの公開となる逸品まで、長きにわたり人々を魅了してきた東洋陶磁の魅力を存分に味わえます。
五彩牡丹文盤
(「大明萬暦年製」銘)
明時代 万暦(1573-1620)
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真撮影:三好 和義
鉄砂虎鷺文壺
朝鮮時代 17世紀
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真撮影:三好 和義
また、六本木アートナイトに向けて特別プログラムをご用意しています!
一つは津軽三味線民俗音楽ユニット「あべや」と民謡歌手・根本麻耶による邦楽ライブです。若手実力派の熱演をお楽しみください!
あべや[阿部金三郎、阿部銀三郎](津軽三味線)、根本麻耶(唄)
http://kingin.sakura.ne.jp/suk.html
日時は3月24日(土)の13:00から13:45頃まで、会場は当館の6階ホールです。参加無料(別途要入館料)・申込不要ですので、是非この機会に若手実力派の熱演をお楽しみください!(定員80名様・当日10時から整理券配布)
さらに、24日(土)の19:00からは学芸員が展覧会の見どころを紹介するスライドレクチャー「見どころトーク」を開催。このイベントも参加無料・申込不要です!(定員80名・先着順)
昨年秋に開催された「南蛮美術の光と影」展の見どころトーク風景
©加藤英明
翌日の3月25日(日)にはこどもから大人まで楽しめるやさしいスライドレクチャー「アートナイト フレンドリートーク」を11時と14時に行います。所要時間は約20分で、会場は当館6階ホールです。
昨年夏に開催された「あこがれのヴェネチアン・グラス」展のフレンドリートーク風景
©加藤英明
カフェでは現在展覧会のメニューの抹茶ケーキとお茶(1,000円)と季節メニューのさくらあんみつ(1000円)がお楽しみいただけます。現代アートをたっぷりお楽しみいただく合間に、ぜひ当館の古陶磁の美しき世界もご堪能ください!
cafe 内観
©木奥恵三
サントリー美術館では通常20時までの土曜日の開館時間を3月24日(土)に限り23時まで延長(※最終入場は22:30まで)、また24日と25日は「六本木アートナイト割引」のため一般および大学・高校生は入館料一律500円です!六本木アートナイトへのご参加と、当館へのご来館をお待ちしております。
さて、本日は、国立新美術館の広報ご担当の方からのお知らせです!
皆様ぜひチェックを!
こんにちは。
国立新美術館です。
六本木アートナイト期間中には、2Fの企画展示室で「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」展を開催中です。
なんと、24日(土)はお兄さんもお姉さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みーんな無料でご覧いただけます!
今回は、その「野田裕示」展と国立新美術館でのアートナイトの楽しみ方を紹介したいと思います。
《WORK 1536》
2003 年
181.8×259.1 cm
約30年に渡って「絵画」を追求し続けている画家・野田裕示(のだ ひろじ)の個展。
チラシやポスターでは伝わりきれない大きさ、四隅からはみでたカンヴァスの耳、重なりあった絵の具の色、よーく見ると何層にも重なっているカンヴァスの布。
その大きさや質感からは、まるで絵がうごめいているかのような印象を与えます。
今回はこの展覧会のために作られた新作が展示されており、ぜひ見て欲しい作品のひとつです。
その大きさはなんと、387.8×651.5cmもあり、まさに「圧倒」されます。
すぐ隣では、その新作の制作風景を記録した映像を上映していますが、手の動きや作業する様子は、「絵を描く」というよりまるで「工芸品を作っている」かのよう。
2011 年
387.8×651.5 cm
「絵画のかたち」や「絵画の姿」というタイトルにふさわしく、見終わったときにはまさに絵画の可能性に思いを馳せることでしょう。
さらに、24日(土)〜26日(月)まで、屋外特別展示で現代美術作家・開発好明(かいはつ よしあき)氏による発泡スチロールでできた「茶室」と「納屋」も展示いたします。
開発さんは、発泡スチロール等を用いた作品やパフォーマンスで独特の世界を創造する美術家として、国内外で活躍されています。(2004年に「ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展」、2006年と2009年に「越後妻有大地の芸術祭」に参加など。)
発泡苑 in ウインタートゥーア 2007
開発さんによるワークショップも24日(土)に行われますが、人数制限ありで事前申込制(3/15〆切)なので、申込はお早めに!応募多数の場合は、抽選を行います。詳細は国立新美術館ホームページへ。
橋本聡
FLOWER 2008年(4日間、1日あたり6時間)
また24日(土)17時頃から、パフォーマンスを伴った斬新な作品を発表するアーティスト・橋本聡(はしもと さとし)氏による国立新美術館スペシャルプログラムを予定しています。
作家自身が「仕掛け」の一部となり、色々な形で鑑賞者と関わる作品を発表している橋本氏。
さて、この広い国立新美術館でどのような「仕掛け」を見せてくれるのでしょうか?
こちらも楽しみです!
そして、24日(土)19時から、3F講堂にて若手アニメーション作家の近作・新作を一挙上映する「TOKYO ANIMA! 2012春」も予定しています。
国立新美術館では六本木アートナイト期間中の24日(土)は22時まで開館(通常土曜18時まで)、「野田裕示」展は観覧無料になっております。※最終入場は21:30まで
草間彌生さんの「PUMPKIN」も館内のどこかに展示されますよ〜、ぜひ探してみてくださいね!
「六本木アートナイト2012」の開催が近づくにつれ、
私たちスタッフの周りでは日々新しい情報が動き出しています。
本日は、21_21 DESIGN SIGHTの広報ご担当の方から、
RAN特別プログラムの予約開始のお知らせです!
こんにちは。
21_21 DESIGN SIGHTです。
六本木アートナイトでは、ペンが活動拠点としたニューヨークにちなみ、三つのプログラムを予定しています。そのうち、二つのプログラムの予約受付が本日より開始します。
ひとつは、雑誌『AERA』の表紙写真などで著名な写真家の坂田栄一郎と、アーティストの亀井武彦によるトーク「サプライズ・オブ・ニューヨーク」です。坂田は、アメリカでリチャード・アヴェドンに師事していた頃、ペンとも会う機会がありました。当時のエピソードは、21_21 DOCUMENTSのリレーインタビュー「アーヴィング・ペンと私」で詳しく語られています。
http://www.2121designsight.jp/documents/2012/01/-vol18.html
今回は、坂田がニューヨークで出会って以来交流の深い亀井武彦(雅号・玄亀阿仁磨)とともに、驚きからみちびかれた創造と、多様な人々や変化する時代との出会い、その精神的なポジティブ・エネルギーに培われた眼差しについて語り合います。トークの詳細とご予約は、こちらをご覧ください。
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/events/events120324-1.html
続いて、展覧会の見どころの一つでもあるアニメーション「Irving Penn and Issey Miyake: Visual Dialogue」の原画を手がけ、『ニューヨーカー』誌カートゥーニストとして活躍するマイケル・クロフォードの来日トーク。会場ではオリジナルドローイングも展示しています。アニメーションとドローイングについてはこちらから。
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/installation.html#gallery-1
トークでは、『ニューヨーカー』誌での自身の仕事や、本展の作品制作のプロセスなどを紹介します。トークの詳細とご予約、またクロフォードの作品やメッセージはこちらからご覧いただけます。
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/events/events120324-2.html
最後に、ニューヨーク在住の三宅デザイン事務所U.S.代表 金井純による、夜のギャラリーツアーです。金井は、本展ディレクターの北村みどりとともに、13年間にわたるペン・スタジオでのISSEY MIYAKEコレクション撮影に立ち会ってきました。撮影時の体験を交えて会場をご案内する、特別なギャラリーツアーです。なお、本プログラムは予約不要でご参加いただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。詳細はこちら。
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/events/events120324-3.html
21_21 DESIGN SIGHTは通常20時までの開館時間を、六本木アートナイト開催の24日(土)に限り、22時まで延長いたします。写真やデザインはもちろん、幅広い分野のクリエーションにご興味をお持ちの方々の心に、きっと響く展覧会です。
展覧会と同時に、各プログラムにもぜひご参加いただき、ペンが活躍したニューヨークの空気にも、触れていただければと思います。
本日からいよいよ3月ですね!!
アーティストさんたちの作品制作も、
当日に向けてどんどん進行しています!
本日は、
そんなお忙しい中、
東京ミッドタウンプログラムのひとつ、
「時間と存在」の
アートディレクションをされている
矢野浩二さんよりのコメントを頂戴しました!!
ぜひ、みなさんに紹介させて頂きたいと思います。
Q. 「六本木アートナイト」出展予定の作品について教えてください!
A.もし「今」という時間が失われたら…という仮定のもと、
変化する非日常空間を体感するインスタレーション作品です。
わかりやすく言うと、でっかい本がドーンと出現!する作品です。
Q.こだわった点や、特に見てほしいポイントは?
A.誰でも楽しめるインタラクティブな作品制作を心掛けましたので、
まずは触れて感じてほしいですね。
裏では、造形とデジタル映像を組み合わせた最新技術を利用していますが…。
Q.「六本木アートナイト」についての印象は?
A.とにかく色んな人がいっぱい来る!
アートが街と溶け合いながら来場者も含めて
総出で盛り上がっているイメージですね。
アートイベントも色々ありますが、
なかなかこうはいかないんじゃないでしょうか。
Q.参加アーティストの中で気になる方はいますか?
A.いちファンとして、草間彌生さんですね。
街全体が水玉に染まるのが楽しみです。
他の色々なアーティストの方々の作品も拝見して
是非交流したいですね。
Q.参加決定後の周囲の反響は?
A.反応上々です!
六本木のネームバリューはすごいですね!
Q.「六本木」に来る主な目的は?
A.お仕事、兼、展示鑑賞。
その後、散歩&カフェで癒されつつ、さらにお仕事。
Q.「六本木」に対するイメージとは?
A.昔は、夜の街!というイメージでしたが、
今は複合的な文化都市というイメージですね。
Q.「六本木」の魅力とは?
A.アートイベントなどが絶えず開催され、緑も多いので、
田舎好きの私にとっても住みたいと思える、数少ない都市ですね。
Q.「六本木」でお気に入りの食事スポットを教えてください。
A.作品展示場所ミッドタウン・プラザB1Fあたりで、
打ち合わせしながら食事するのがパターンですね。
夜も開いているので便利。
Q.「六本木」でお気に入りの絶景ポイントは?
A.ミッドタウンのリッツカールトン・ロビーラウンジ45階からの夜景は
空間の雰囲気もあって素敵です。
たまに一人で怪しげに、
悶々とアイディアを練ってたりします。
Q.当日はどのように過ごされる予定ですか?
A.燃え尽きて倒れていなければ、
自分の作品の周りで
クルクルウロウロしていると思います。
Q.では最後に参加に向けての意気込みを教えてください!
A.からっぽになるまで出し切れれば!と思っています。
創っている間にも色々とやりたいことが出てきてしまって、
当日に間に合うのかどうか…。
みなさん是非当日見に来てください!!
以上です!
何やら急がしそうな打ち合わせ風景です…。
矢野さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
矢野浩二さんがアートディレクションを担当される
「時間と存在」
は、3月26日(土)18:00〜
27日(日)5:30までオールナイトで展示されています。
みなさん是非お楽しみください。